作り方のポイント

初めての人のためのパン作りの”工程”

パン作りの工程

パン作りの工程

パン作りは、どのような種類のパンを作る場合でも、同じような工程で進んでいきます。
ここでは、基本的なパン作りの工程についてまとめていきたいと思います。

1.こねる(生地作り)

パン作りは材料を混ぜて、捏ねるところから始まります。
小麦粉と水、その他の材料を混ぜて、グルテンを形成するために捏ねていきます。
生地を捏ねたり叩いたりすることでグルテンの膜を強くしていきます。

2.一次発酵

生地をおよそ25℃以上の温かいところに置いて、1.5〜2倍程度になるまで膨らませる工程です。
イーストなどの酵母の活動によって炭酸ガスが発生し、グルテンの膜が発生したガスを蓄えることで生地が膨らみます。

3.パンチ(ガス抜き)

一次発酵で発生したガスを抜き、新しい空気を生地に送り込むことでイーストなどの酵母の活動をより活発にします。
また、生地を折りたたむことでグルテンのつながりをより強くします。

4.二次発酵

再び生地を25℃以上の温かいところに置き、1.5〜2倍程度になるまで膨らませます。

5.分割・丸め

焼き上がりの形や数に合わせて生地を切り分けていきます。
また、切り分けた生地を球状に丸めます。

6.ベンチタイム

ここで一度生地を休ませることで、丸めによって引き締めた生地を緩ませ、成型しやすくします。

7.成型

生地を焼き上がりの形に合わせて、整えていきます。

8.最終発酵(ホイロ)

成型した生地をおよそ25℃以上の温かいところに置き、1.5〜2倍程度になるまで膨らませます。

9.焼成

膨らませた生地を、余熱したオーブンで焼き上げます。

以上が大まかなパン作りの工程になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。